Sydney, 2009年5月27日, AEST (ABN Newswire) - コカ・コーラ・アマティル(CCA)(ASX:CCL)は、競合他社がシェア獲得を目指し行なっている大幅な値引き販売の動きには追随しないものと見られる。CCAは競合企業と値引き合戦を行なうよりもむしろ、自社及び卸売り業者の収益性の維持を目指すとしている。

CCAのテリー・デービス社長は自社の有機的成長の為の戦略に焦点を当てていると語った。同社は2009年上期の収益は1桁台後半の増加率を示すものと見ている。豪州に於ける夏季の天候が良好であった事から、過去数ヶ月に於いて国内の単品飲料の売上げが増加した事がその主な要因となった。また同社は豪州の醸造大手フォスターズグループ(ASX:FGL)と合併に向け協議中であるとの憶測を否定した。

デービス社長は、キリン・ホールディングがライオン・ネイサンに提示したのと同様のプレミアムを、ライオン・ネイサン(ASX:LNN)が支払う用意があったのならば、買収案を検討した可能性があると語った。

CCAはライオン・ネイサンが提示した買収額が自社の価値を過小評価しているとし、これを拒否した。キリン・ホールディングス(TYO:2503)はライオン・ネイサン買収に向けた手続きを進めている。

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